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【トリマーコラム】わんちゃんのトリミングとグルーミングの役割とは?


【トリマーコラム:わんちゃんのトリミングとグルーミングの役割とは?】

 

こんにちは!

世田谷区の世田谷サクラ動物病院です。


今回は、わんちゃんのトリミングとグルーミングの話です。

両方とも、わんちゃんにとって健康で快適に暮らすために必要なケアです。

 

【トリミングの役割と必要性】

 

トリミングをしないと以下のような事が起こる可能性があります。

・毛玉が皮膚を引っ張って皮膚炎を起こす

・もつれた被毛にノミやダニが繁殖する

・毛玉やもつれで皮膚が蒸れて雑菌が繁殖し皮膚病を起こす

・目に伸びた被毛が入り結膜炎を起こす

・目に被毛がかかり前が見えなくてぶつかる

・足裏の毛が伸びていることですべって転倒しやすく、また、足腰に負担もかかる

 

これらのことはすべてのわんちゃんに当てはまるわけではありませんが、愛犬の健康を維持したり快適な生活を送ってもらうためにも、トリミングは重要な役割を担っているのです。

 

【トリミング頻度】


基本的には、月1回程度のトリミングをすることで愛犬の安全や健康を守ってあげることができます。

あまり期間をあけすぎずに、定期的にトリミングしてあげることは、トリミング時間の短縮にもなるので、わんちゃんの負担も軽減されます。

基本的には月1回が目安ですが、その子によっても汚れ方や毛の伸び方は違いますし、顔回りやおしり周りは汚れやすいから月2回にしたり、部分的にケアを行うなど、その子に合わせてお手入れしてあげてください。

 

シャンプーについては、月に1~2回を目安にしましょう。体調が悪くてシャンプーがしにくかったり、シャンプーをしていても匂いや汚れが気になる場合は濡れタオルやブラッシングスプレーで体を拭いたり、ウォーターレスシャンプーで洗ってあげたりしましょう。

 

特に老犬にとっては、ストレスもかかりますし、立っている事で体力を使い体調不良の原因になってしまうことも。

2カ月に1回、3カ月に1回と、体調に合わせて頻度を減らしたほうがいい場合もあります。

 

トリミングのし過ぎは、シャンプーやドライヤー、バリカンなどの刺激で皮膚を乾燥させてしまうことにもつながるので注意しましょう。

 

【どの犬種もグルーミングは必要】

グルーミングとは「犬の手入れ全般」です。

 

マッサージやブラッシングを定期的に行うことで、皮膚、または爪、耳などの感染症や炎症などを早期に発見することができ、怪我や病気の予防にもつながります。

また、ブラッシングには血行促進やフケなどの除去によるバクテリアや菌の増殖を防ぐ効果も期待できます。

毎日のちょっとしたグルーミングにより、愛犬は「触られること」に抵抗が少なくなり、社会化にも役立ちます。病院などの様々な物事を受け入れられる事にも繋がります。

 

シャンプーもグルーミングの1つです。

汚れや皮脂がたまることでもつれ毛玉ができ、湿気が溜まりやすくなると雑菌が繁殖し、フケやかゆみの原因になります。そのままにしていると、やがては皮膚炎を起こしてしまうでしょう。適切な頻度でシャンプーを行い、皮脂汚れを落とすことで、皮膚を健康に保ちましょう。

 

わんちゃんの自宅シャンプーは、正しい方法で行わないと、もつれや毛玉を逆に作ってしまったり、皮膚病の原因になったりします。自宅で難しい場合は病院やサロンでトリミングをしてもらいましょう。

 

 

世田谷サクラ動物病院

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